思ひ出。
2016年12月08日

みなさん、こんにちは!
久しぶりの登場となります!
きたざわです\(^o^)/
最近、私がブログに登場せず、心配してくださった方も多いのではないでしょうか?(笑)
みなさん、ご心配なく!
冬の寒さに負けて、寝込んでいた・・・
なんてことはございません!
長野の厳しい冬のお陰様で、丈夫に育てられた私は、風邪をひかなかったりと、体調面は心配ありません(*´ω`*)❤
ただ、
お肌は弱いので、霜焼け対策は、万全です!!!
ももちゃんも、手袋には慣れてくれているので、手袋をつけたままのトレーニングを許してくれています。
なみちゃんも♡
良かった(/・ω・)/
警戒心の強い子だと、少しずつ手袋に慣らしていかなければなりませんが、幸い、ドルフィンファームのイルカ達はへっちゃらなので、助かっています。
ただ、右手の方は・・・。
口開け(直接口から手を入れて、ゴミが入っていないか確認)をする必要があるので、夏のように腕をさらさなければなりません。
今日の見学のお客様で、「手袋したままではいけないんですか?」
という質問がありましたが、もし、万が一イルカの体内で手袋が脱げてしまったら・・・という可能性もなくはないのと、細かいゴミだと、指先の感覚を頼りにするので、素手の方が色々と都合が良い!
という理由があります!!
私の肘くらいまで喉の奥に入れると、胃の入り口に手が届くのですが、それ以上奥にあるゴミは手が届きません。
腕の長さには、限界があるので、私が実習生の頃はマジックハンドを使って奥まで行かないかと、トレーニングをしていた様子が記憶にあります。
きっと、腕の方がいいと判断して、マジックハンドはやめたのでしょう。
他の施設では、ゴミの誤飲を疑う場合は、吐剤を使って吐き出させるそうです。
誤飲の可能性がある時は、食欲が落ちたり、餌を食べなくなったり、といった症状がでてきます。
ドルフィンファームでも、3年ほど前に、ゆずちゃんが海底の石を沢山食べていたことがありました。
昨日までは、元気だったのに、トレーニングで一発目の口開けから嫌がって離れ、合間もプカプカ・・・。
全くこちらに寄って来ません。
気持ち悪くて、餌を吐き出していないか、潜水して確認したところ・・・
胃の消化物がべっとりとついた石が、何個も転がっていました。
幸い、ゆずちゃんは吐き出すことが出来る子だったので、その時は本当にたまたま命に別状はなかったのですが、もし、吐き出せていなかったら・・・
今後、こういったことが無いように、網を新しくはったり、潜水して細かい石を拾ったりという対策をとりました。
ゆずちゃん、ごめんね・・・。
また、ゆずちゃんにはもうひとつ思い出深いエピソードがあります。
昨年の夏、ゆずちゃんがまだ淡路島にいた頃、大きな台風が淡路島を直撃しました。
その被害がとても大きく、
胸が苦しくなるほどでした。
イルカ達は、みんな無事でとても安心したのを覚えています。
色々な人に協力してもらいながら、復旧作業を進めている中、イルカ達の生存を確認中、ふと外海に目をやると・・・?
「イルカが逃げてる!!!!!!」
自分の目を疑いましたが、なんとゆずちゃんが、逃げていたんです!
見えない沖の方まで逃げていくゆずちゃん・・・・。
なすすべなく、諦めました。
同居していたももちゃんは、悲し気に、ずーっとピィピィ鳴いています。
「おーい!イルカが戻って来たぞー!!」
「え!?」
双眼鏡を手にしたおじさんが知らせに来てくれたんです!!
そう!!
3時間後に、ゆずちゃんは、戻ってきてくれたんです!!
戻ってくるなんて話を、どこからも聞いたことが無かったので、驚く半面、すっっっっっっっごく感動をしました!!
本当に、嬉しかった(*´ω`*)
色々なエピソードのあるゆずちゃん。
今日は、お姉さんと一緒に遊んでもらいましたね( *´艸`)
これも、ゆずちゃんにとっては、思い出の一つになっている事でしょう!
お姉さん、本日は寒い中ご参加いただきまして、ありがとうございました!!
是非、またゆずちゃんたちに会いに来てくださいね!!
ゆずちゃん!
これからも一緒に、沢山の思い出を作っていこうね!!
もちろん、他のみんなも、これからもよろしくね!!
以上、きたざわでした!!