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サイン付けについて

2017年01月10日

 

 

 

皆さんこんにちは٩( ”ω” )و

 

 

今日のブログは粟飯原が担当します!!

 

 

タイトル通り、今回はサイン付けについて紹介したいと思います\(^o^)/

 

 

色んなことが出来るイルカ達!!!

 

ジャンプしたり、クルクル回ったり、可愛い声で鳴いたり、ダンスしたり!!

 

ですが、これらはすべて私たちトレーナーが教えてできるようになったことなのです!!

 

 

よくお客さんに、

 

「その笛が何かをしなさいっていう合図なの?」

 

 

と聞かれるのですがそうではありません!!!

 

この笛はホイッスルと言います。

これが鳴ればご飯がもらえるという事を教えているので、

イルカ達に合図を出してそれがオッケイならホイッスルを吹いて餌をあげます。

 

なので何かをしなさいという合図(サイン)は別なのです。

 

 

そこで本題です!

 

サインを出せば何かをしてくれるようにするにはどうしたらいいのか??

 

 

例えば、立ち泳ぎをしたまま鳴く種目の事をここではコーラスと呼んでます。

コーラスの作り方を紹介しましょう!!

 

先ず、鳴く事を教えなければいけません!!

ちなみにイルカ達は声帯が無いので、私たちのように口から

音を出すことは出来ません。

 

じゃあ、どこで出すのか?

 

それは鼻です!イルカ達の鼻の事を専門用語で噴気孔と言います。

 

 

この噴気孔を指で刺激して音を出させることから始めます。

dscn1810

 

音が出るようになれば立ち泳ぎ(スタンディングと言います)の状態で

噴気孔を刺激します。

dscn1813

 

これを続けていき、コーラスのサインにしたい手の動きと同時に

噴気孔を刺激していきます。

噴気孔を刺激しないと鳴かなかったところから徐々に刺激されなくても鳴くようにしていき、

噴気孔を刺激していた手をなくしていきます。

 

サインで鳴くようになればサイン付け完了です\(^o^)/

dscn1814

 

 

と、このようにイルカ達がしている種目にはすべてサインがついています✨

 

 

 

ちなみに種目の作り方はそのトレーナーのアイデア次第で

色々な方法があります!!!

 

 

同じトレーニングの仕方が全てのイルカに通用するとはかぎりません!!

私たち人間と同じでイルカ達にも個性があります!

 

頭が良い子、神経質な子、物覚えが少し遅い子、好奇心旺盛な子。。。etc.

 

 

その子に合ったトレーニングをしていくのがベストです✨

なので、色々なトレーニングを見て自分の中に引き出しを作っておくと

色々な場面の時に応用できますね!!

 

私はここで働き始めて一年ですが、まだペーペーです(´;ω;`)

 

これから後輩が入ってくるので、新人なんて言ってられませんね、、、

 

相棒ももちゃんと一緒に頑張ります!

 

では!!アデュー👋

 

 

ps。

 

左手戦闘力1万7500の左手を持つ例のあの人がまた魚をゲットしました。

 

その魚がこちら。

可哀想ですがもう死にかけていました、、、

dscn1802

 

色々な角度で写真を撮っていると藤原さんがアフレコをし始めました(笑)

 

dscn1806

「僕死にかけてるのに何されてるん~。。。。?」

「冥途の土産にもうすきにして。。。」

 

とアフレコしているのが個人的に面白かったです(笑)

 

 

以上!

 

 

 

 

 

 

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